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台湾・九份の街歩き

台湾・九份の街歩き
2025年10月8日

Encore-Xの藤井優奈です。

2024年10月、台北を中心に日帰りで九份を巡る、台湾を愉しむ旅に出かけました。

この記事では、九份の街歩きの様子をお届けします。

九份は、台北市内から車でおよそ1時間、電車で1時間半ほどの場所にある山あいの街です。

細い坂道や階段が入り組むノスタルジックな街並みは、霧と灯りが重なり合うたびに、まるで異世界に迷い込んだような雰囲気に包まれます。

観光客で賑わう街は、夕方になると赤い提灯が灯り、しっとりとした光に包まれます。

九份は雨が降りやすく、観光中に急な雨に見舞われることも珍しくありません。傘だけでは歩きにくい石畳や階段も多いため、折り畳み傘に加えてレインコートがあると快適に散策できます。

通りの両端には、お店がずらりと並んでいて、食べ歩きが楽しめるようになっています。

事前にネットでおすすめを調べつつ、実際に目に入って気になったお店にも立ち寄ってみました。

お店紹介

「阿珠雪在焼(アズー・シュエザイシャオ)」でスイーツ体験

街歩きの途中、香ばしいピーナッツの香りに誘われて立ち寄ったのが、地元で人気のスイーツ店「阿珠雪在焼」。

お店の前には、大きなピーナッツ飴の塊が置かれ、刃で削る様子を見ることができます。

その上にアイスを乗せ、生地でくるくると包む「ピーナッツ巻きアイスクリーム(花生捲冰淇淋)」は、もちもち生地とひんやりアイスのコントラストが魅力です。パクチーを少し入れるとアクセントになります。今回はパクチーなしでお願いしました。

名物「金枝紅糟肉圓」

せっかくなら名物の「肉圓(バーワン)」を食べてみたいと思い、立ち寄りました。

バーワンは1つ60元ほどで、お店の前にある蒸し器の中にたくさん並べられています。

肉圓は、もちもちとした皮の中に豚肉の餡が包まれ、甘辛いソースがかかっています。日本ではあまり見かけない独特な食感で、クセのある強い匂いに戸惑うかもしれません。

持ち帰りもできますが、せっかくなので店内でいただくことにしました。私は口に合いませんでしたが、地元の味に挑戦してみた体験は、旅先ならではの思い出になりました。

メニューには他の軽食もあり、地元の人や観光客がひっきりなしに訪れています。

「九份心食堂」で軽食

人気店は行列ができるため避け、こちらの「九份心食堂」に立ち寄りました。店内は落ち着いた雰囲気で、すぐに席に案内してもらえます。

蒸し上がったばかりの小籠包は、熱々で皮のもちもち感と肉汁を楽しめます。美味しいと言うほどではなくても、九份の石畳に囲まれて味わうと、旅のひと休みとして満足できました。

「九份星宇食堂(Jiufen Xingyu Restaurant)」で台湾の味を

そして九份でぜひ訪れたいのが「九份星宇食堂」。赤提灯が灯る店内は、50年代の客棧(ゲストハウス)を思わせるレトロな雰囲気で、九份の古き良き町並みを感じさせます。

人気メニューには魯肉飯(ルーローファン)、小籠包、台湾風の甘味(芋圓など)があり、台湾ビールやアイスミルクティーも楽しめます。観光の合間に、街並みを眺めながらゆったりと食事をするのにぴったりです。 

こちらの記事で紹介しています。

阿妹茶樓(アーメイ・チャーロウ)

夜になると、建物がライトアップされ、赤提灯の光が九份の山あいの街並みと相まって、幻想的な雰囲気を醸し出します。

館内では台湾茶や軽食、伝統的なスイーツ「芋圓(ユーユエン)」も楽しめるため、中で過ごすのもまた特別な体験です(予約が必要です)。

九份の高台

九份の高台に上ると、街並みは赤提灯に彩られた老街とはまた違った趣深い景色が広がります。瓦屋根や昔ながらの家々が連なる様子は、歴史を感じさせる温かみのある風景で、夕暮れ時には静けさと柔らかな光が街全体を包み込みます。

19時頃、大雨が降り始めました。帰る時間と重なり、バス停は観光客であふれ、タクシーも全く捕まらず少し焦りました。結局、勢いで乗ったバスに身を任せて台北へ戻りました。

上半身はレインコートで快適でしたが、足元はどうしても濡れてしまいました。石畳や階段の多い街中では、傘よりもレインコートやポンチョの方が動きやすく、雨の日の街歩きには断然便利だと実感しました。

雨に濡れた赤提灯の光、石畳に反射する街の灯り、そして山あいから望む夜景は、晴れの日とはまた違う、雨の日だからこそ味わえる美しさがありました。