モナコグランプリ観戦記:ヨット(クルーズ船)とVIP席から見た2日間
Encore-Xの藤井優奈です。
2025年5月、当社のメンバー4人で「ビジネスクラスで行くニース・モナコGP・カンヌ映画祭を巡るコート・ダジュール観光」を愉しむ旅に出かけました。
この記事ではモナコグランプリの準決勝、決勝と2日間にわたって観戦した模様をお伝えします。
私たち4人は2組に分かれて観戦しました。
| 1日目 | 2日目 | |
| A組 | VIP席 | ヨット(クルーズ船) |
| B組 | ヨット(クルーズ船) | VIP席 |
1日目:準決勝
A組のVIP席からの観戦
VIPパスの受け取りへ

モナコ市街地はレース開催中のため大規模な交通規制が行われ、目的地の近くまでは車で入ることができません。
途中で車を降り、坂道や階段の多い街を20分ほど歩いて会場へ向かいました。歩きやすい靴で訪れることをおすすめします。
20分ほど歩くと、VIPチケット受け取り会場へ到着しました。

バウチャーとパスポートを提示すると、ネックストラップ付きのVIPパスが渡されます。

ところが、案内スタッフについて観戦会場まで向かったところで、2名の観戦場所が別々になっていることが判明しました。
入口では変更ができず、一度受付まで戻って観戦場所を調整してもらうことに。最終的には2人とも同じ会場で観戦できるようになりました。

受け取り場所にはグッズも販売されていました。
アパート最上階から望む特別なVIPラウンジ

今回案内された会場は、「CARAVELLES R+9」。
一般的な観覧席ではなく、アパートメント最上階を利用したVIPラウンジです。12時頃に到着しましたが、すでに多くのお客さんで賑わっていました。

室内にはバーカウンターが設けられ、アルコールやソフトドリンクを自由に楽しめます。

屋内・テラスの両方にテーブルが配置されており、コース料理を味わいながら観戦できる贅沢な空間です。
ベランダ席は人気が高く、私たちが到着した頃にはすでに満席でした。
レース前から始まる華やかなおもてなし

レース開始までの時間には、ケータリングサービスが次々と運ばれてきます。
シュー生地に海老や枝豆、クリームを挟んだ一口サイズの料理は、立ったままでも食べやすく、とても美味しくいただきました。
コースの約8割を見渡せる絶景ロケーション

目の前ではサーキットの最終点検が行われ、本番へ向けて徐々に緊張感が高まっていきます。

今回のVIP席は、コース中央付近を見渡せる絶好のロケーションでした。
一か所からコース全体の約8割を見渡すことができ、マシンが街中を駆け抜ける様子を存分に楽しめます。
モナコならではの市街地コースと、歴史ある建物が織り成す景色は圧巻でした。
レースとともに楽しむコースランチ


レース前にはスターターが提供されました。ちょうど食事の途中でレースが始まり、一度フォークを置いてテラスへ。
本番へ向けてサーキットが動き始める


サーキットにエンジン音が響き渡り、それまで穏やかだった空気が一気にレースモードへ変わります。


続いてパドックでは、スタッフが最終確認やマシンの準備を進め、本番へ向けた慌ただしい様子を見ました。

コース上では点検車両も走行し、いよいよレースが始まるという緊張感が高まっていきます。
爆音とスピードに圧倒されたF2レース





F2レースが始まると、ベランダの真下をマシンがものすごいスピードで通過していきます。
テレビでは何度も見てきた景色ですが、実際に体験すると迫力はまったく別物でした。あまりの速さに目で追うのがやっとで、体まで振動が伝わるような爆音に圧倒されます。
時速100kmを超えるスピードで市街地コースのカーブを駆け抜ける姿は、人間とマシンの限界に挑戦しているようでした。
レース中も続くVIPサービス

ケーキ

レースが落ち着く頃にはデザートが提供されました。
観戦場所によって異なる迫力

モナコグランプリでは、建物ごとにVIPテラスが設けられており、観戦場所によって見えるコースや景色は大きく異なります。
今回利用したテラスはコース全体の約8割を見渡せる絶好のロケーションで、レースの流れを広い視点から楽しむことができました。
B組:ヨット(クルーズ船)からの観戦
ヨットからの観戦チケット受け取りは、VIP席とは違うところでした。


A組と同じようなネックストラップ付きパスをもらい、ヨットがあるマリーナまで案内してもらいました。

マシンを積んできたトレーラーでしょうか。「アストンマーティン」というブランド名に圧倒されました。

ここからは、ボートでヨットが係留されている桟橋に向かいます。

Googleマップを見ると「モナコに来てるな~」と実感します。

桟橋に着くと、ヨットまで移動です。
こちらは、ヨットのエントランスや船内の様子です。VIPな雰囲気を味わっていただけます。
船内で楽しめるビュッフェなどの様子は、2日目にA組が体験した場面で触れていますので、そちらをご覧ください。
このヨットが停泊している場所は、「ヌーベル・シケイン」というポイントの前にあります。

トップスピードで走ってきたマシンが一気に減速する箇所です。
観戦していると、減速しすぎれば後続に追いつかれ、逆に減速が足りなければ事故につながるだろうなと感じました。
実際に、このシケインは「モナコグランプリにおける数少ないオーバーテイクポイント(追い抜くポイント)」という解説がありました。
船内のテレビでは、レースの中継が流されていて、他のポイントの様子も見られて楽しかったです。
2日目:決勝
A組のヨット(クルーズ船)からの観戦
メガヨットが並ぶモナコの港へ


この日は「F1 Experiences」のヨットからレースを観戦しました。受付を済ませると、案内スタッフが迎えに来るまで待機します。

スタッフとともに港まで約20分歩きました。


途中で別のスタッフへ案内が引き継がれ、小型ボートで約2分。いよいよヨットへ向かいます。
メガヨットが並ぶモナコの港


港へ到着すると、世界中の巨大なメガヨットが立ち並ぶ光景が目の前に広がりました。日本ではなかなか目にすることのないスケールで、「すごい」という言葉しか出てきません。

案内された赤い旗が目印の「F1 Experiences」のヨットへ向かい、いよいよ乗船です。
3階建てヨットで過ごすラグジュアリーな空間




1階
外は直射日光が照りつける暑さですが、室内は涼しく、爆音が続くレース観戦の合間に休憩できる快適な空間でした。
船首側のデッキへ進むと、レースを観戦できるエリアも設けられています。



2階
ミニバーがあります。シャンパンやワイン、ビールなどのアルコールに加え、紅茶やフルーツジュース、水、炭酸水なども自由にいただくことができます。
テーブル席や、ハイテーブル席が配置されており、薄い日除けが張られているため直射日光は和らぎますが、それでもかなり暑さを感じました。
室内にはソファやテレビ、お手洗いもあり、レース中継を見ながらゆっくり過ごせます。


3階
最上階はオープンデッキ。DJが音楽を流して会場を盛り上げ、決勝レースが始まると一転してレース観戦に集中する空気へ変わります。
屋上は日差しが非常に強く、短時間でも体力を消耗するほどでした。
レースを眺めながら過ごす優雅な時間

ミニバーではシャンパンやワイン、ジュースなどを自由に楽しめ、好きな席でレースを眺めながら過ごせます。

耳栓やヘッドフォンも用意されていましたが、私はあえて爆音をそのまま体感しました。
耳が少し疲れるほどの迫力でしたが、それも現地観戦ならではの思い出です。
レース中でも続くケータリングサービス

レースを観戦している間も、スタッフがフィンガーフードを載せたトレーを持って何度も回ってきます。
シュー生地に海老やクリームを挟んだものなど、片手で気軽につまめる料理が中心で、レースから目を離すことなく食事を楽しめるのもヨットホスピタリティならではの魅力でした。
時間帯ごとに変わるビュッフェ

パン、エビのサンドなど










デザート


全体的に、クリームを使った小麦料理が多い印象を受けました。
レースの合間は、モナコらしい景色を満喫

レースは待機時間も長く、マシンが走っていない時間帯もあります。
その間はデッキで海風を感じながら、港に並ぶメガヨットやモナコの街並みを眺めたり、船内で休憩したりと、このラグジュアリーな雰囲気そのものを楽しめます。
78周に及ぶ決勝レース



いよいよ78ラップの決勝レースが始まりました。
モンテカルロ市街地コースを78周走り続ける姿からは、ドライバーに求められる高い集中力と技術を感じます。
目の前を何度も駆け抜けるマシンの迫力は最後まで衰えることなく、モナコ全体が熱気に包まれていました。
38周目を過ぎた頃には、同じコースを何度も周回するため、観戦だけではなく
ヨットを後にして、モナコグランプリが閉幕

終わりを迎える頃に、小型ボートで港に戻ります。
行きと同様に貸し切りで利用できたため、混雑することなく快適にヨットを後にすることができました。
私はF1について詳しいわけではありませんが、日本ではなかなか目にすることのないメガヨットが並ぶ港の景色や、街全体がレース一色に染まるモナコならではの雰囲気を体験できたことは、とても価値のある思い出になりました。
2025年のモナコグランプリは、マクラーレンが優勝、フェラーリが2位という結果で幕を閉じました。
B組のVIP席からの観戦
このVIP席はマンションの一室をオーナーが開放したもので、ベランダから観戦します。
F1決勝の前にポルシェのレースが行われました。
レース開始早々にクラッシュがあり驚きました。
F1決勝が始まるまでは観客はまばらだったのですが、だんだん増えてきました。
ベランダのスペースと観客の数のバランスが悪く、全員が観戦できる状態でないのがびっくりしました。
このようにビッシリです。


たまたまお話した他のお客さんの横に立つことができたので、スタートの様子が撮影できました。
前日、ここで観戦したA組によると「譲り合って観戦できたのでよかった」と言っていたので、混み具合は日によって変わるのかもしれません。
それでも、目の前を爆音とともに駆け抜けるマシンを優雅な環境から眺められるのは、貴重な体験でした。
モナコグランプリのチケットは人気が高く、今回のチケットは前年の8月に確保したほどです。
チケットの入手方法や手続きのタイミングなどにご興味があれば、お問い合わせください。
詳細
| ヨット席の費用 | 2,200,000円(2日間) |
|---|---|
| VIP席の費用 | 1,560,000円(2日間) |
このページについて
このページは「ビジネスクラスで行くニース・モナコGP・カンヌ映画祭を巡るコート・ダジュールの観光体験記」という旅行記から派生した記事となります。
Encore-Xは、ひとりひとりに合わせたオーダーメイドの旅行を提案いたします。
Encore-Xの海外旅行- ホテルランクの比較
-
各旅で「ハイグレード」と「ミドルグレード」の部屋に宿泊しました。
社員旅行を検討される際に、役員と従業員の宿泊スタイルなどの参考にしていただけたらと思います。
- 海外旅行の写真集
-
記事に入りきらなかった旅の5,376枚の写真をご覧いただけます。
- 旅行コーディネーター
-
Encore-X海外旅行プランのコーディネーターを担う株式会社ファインスカイの紹介。
- これまで訪れた国で利用した通貨
-
食事や買い物をはじめ、ほとんどはクレジットカードで決済しましたが、ホテルやポーターへのチップのために現地通貨を準備しました。
そこで、これまで訪れた国で使用した通貨をまとめてみました。
ビジネスクラスで行くニース・モナコGP・カンヌ映画祭を巡るコート・ダジュールの観光体験記
ビジネスクラスで行くニース・モナコGP・カンヌ映画祭を巡るコート・ダジュールの観光体験記